活動レポート

【長野】第5期ボディキネシス®(機能改善体操)指導者養成コース レポート

2017年9月23日(土)~24日(日)の2日間、長野県長野市生涯学習センターにて、「第5期ボディキネシス®(機能改善体操)指導者養成コース」を開催致しました。

長野県外以外から群馬県や新潟県からと、5名の方が受講されました。
皆様の形態は、町や市の地域の健康づくりのために活動をされている方、転倒予防やデイサービスなどで高齢者の運動指導をされている方、ヨガやダンスなど様々な教室を運営されている方です。それぞれ目的は違っても、受講される皆さんの真剣な姿勢、機能改善の知識を深め現場指導に活かしたい方がご参加くださりました。

2日間で学べるボディキネシス®(機能改善体操)指導者養成コースは、身体の本質を学び(人体の機能・加齢に伴う基礎理論)、機能改善の考え方を習得します。そして、機能改善体操がどのような考えを持って構成(プログラミング)されているのか?その意図とするのは何か?を自分のカラダを通して学びます。
たった30分でプログラム提供できる腰痛改善/肩凝り改善/膝・股関節痛改善体操(モデルレッスン)、さらには120分の中で講義:機能改善体操の意味をひとつひとつ習得し、実技:指導練習を行います。


単に機能改善体操を提供することだけにとどまらず、指導者と相手(クライアント)が共有し合い、寄り添い、相手の可能性を引き出していくこと、お互いの信頼関係を築き上げていくこと、【相手と私=一対一の関係】【お客様同士、参加者同士の関係性】にも触れながら、「何のためにするのか?」「どのようにするのか?」を導く人で在る指導【健康教育】をじっくりと習得します。

受講者の方々は懸命に取り組んでおられました。自分のカラダを通して気づき・身体の機能解剖学に触れる大切さを知り、機能改善体操の愉しさに触れられた2日間でした。学びとは、受け身ではなく自分のモノにすること、目頭が熱くなる場面もありました。

【受講者の皆さんから頂いたお声】

Q:このセミナーで、何が一番お役に立ちましたか?
須藤 えり子様
機能改善体操のプログラミングがとても理解できました。教室でさらに幅を広げます。

M・M様
身体の使い方、一つ一つの指導。目的を相手にわかりやすく伝えることを学びました。

K・M様
人に伝えることの難しさを痛感しましたが、機能改善体操:ほぐし体操をやったあとや、ストレッチ可動性の広がりや身体の動きやすさにビックリしました。

H・K様
各部位の身体の使い方、意識の置き方

Q:役にたったことを今後の活動にどのように活かしたいですか?
N・K様
しっかり自分にたたき込み、伝え方を勉強したいと思います。

K・M様
今の講座の中に織り交ぜながら、身体を動かす愉しみを伝えていけるようにしたいです。

M・M様
地域の健康・体力づくりの中で

H・K様
相手に見せること、そして自分なりにかみ砕いて、自分の言葉でお伝えしていこうと思います。

須藤 えり子様
教室の数を増やすこと。内容の充実と集客。

人間にはいつまでも自律心があること
〇〇がしたい
〇〇になりたい
人がいつまでも自分の足(脚)で人生を歩んでいけるように

【自ら動くことによって、人間の身体機能は調うこと】
“無理をしない”“無理をする”ことではなくて、
難しいことでもなくて、大層なことでもない。
自立と自律のためにある機能改善体操を一人でも多くの人の健康のために、
届ける指導者仲間と共に各地でいろんなカタチで広げていきます。
受講者の皆さんと共に過ごした学んだ2日間、心から御礼を申し上げます。

講師:梅本 道代
サポート:梅村 和代/林部 美代子
レポート作成:林部 美代子

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