活動レポート

高野山ヨガリトリート 2014年9月27日(土)、28日(日)

担当:橘 千鶴、井藤 久美子 サポート:加福 明子

9月27~28日にかけて、高野山ヨガリトリートを行いました。
宿坊は「安養院」というお寺。
バス道から少し中へ入ったところにあり、門をくぐると一気に静まりかえり、神聖な空気に包まれた感じがしました。

 一日目。オリエンテーションを終えて、最初のヨガを行いました。今回集まった仲間とのコミュニケーションを深めてくれるヨガで、笑いもあり、心身ともに緊張がほぐれた時間でした。

また夜にはアートセラピーを行いました。これはテーマが出され、その言葉を見てパッと思いついたことを絵にするというもの。思うままの色と形で、頭に浮かんだものを絵にしていきます。

同じテーマでも人それぞれ感じ方が違うので、仕上がる絵も違います。絵の中には自分が気づいていないことも現れてくるので、「知らない自分」を発見する場面もありました。
そして一日目最後のヨガは、呼吸中心のヨガで心身を落ち着けるというもの。これによって深い眠りに入りやすくなりました。日常生活のあわただしさの中では、こんなにもゆったりとした呼吸、なかなかできていないように思いました。

 二日目。朝はまだ少し薄暗い5時に起床、15分からヨガが始まりました。体を目覚めさせる30分間の朝ヨガは、ゆっくり少しずつ体を大きく広げていき、終わる頃には目も覚め、活動しやすい体になっていました。

そのあとはお寺ならではの「勤行(ごんぎょう)」に参加。ろうそくの火と少しの灯りがあるだけの暗い本堂にて、住職がお経を読まれる間、じっと座って無心になり集中しました。約1時間の勤行が終わったあと、本堂の扉が開かれたとき、たっぷりの朝の日の光と優しい風が入ってきて、鳥のさえずりが聞こえ、大自然の恵みに包まれました。朝食を終え宿坊を後にした私たちは、高野山金剛峰寺へ。いきいきわくわくクラブの方が案内してくださいました。

 あっという間の二日間でしたが、参加者のお一人おひとりのお顔が、とっても穏やかになっておられました。
この二日間で得たことを、これからの日常生活の糧としていっていただければ…と思います。

レポート:加福 明子

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