活動レポート

聴覚障害のある高齢者と取り組む機能改善体操 〜タオルとボールを使った高齢者運動〜

NPO法人いきいき・のびのび健康づくり協会 東京支部の茂木伸江です。
普段は新宿周辺で機能改善をベースにしたレッスン指導・パーソナルセッション・ときに講習会講師として活動しています。


先日、聴覚障害のある高齢者の方々を対象に、椅子に座ったままできる機能改善体操を実施しました。

参加者は70代〜90代の高齢者31名。手話通訳や字幕のサポートをいただきながら、安心して体操に取り組んでいただきました。

プログラムは、タオルやボールを使い、

  • ●骨盤・背骨をほぐす体操
  • ●姿勢改善につながる座り方の改善
  • ●硬くなった筋肉をツールの特性を利用して効果的なストレッチ
  • ●関節を安定させる体操
  • ●転倒予防につながる体幹を安定させる体操
  • ●脳の活性化や固有受容感覚を高めるエクササイズ

などを中心に進めました。

普段、運動習慣の少ない方でも取り組みやすく、座り方ひとつで姿勢や肩・股関節の動きが改善される変化に驚かれる様子も見られました。

最後にはペアワークも取り入れ、体操を通じたコミュニケーションや、相手に合わせて動きをコントロールする経験も楽しんでいただきました。

当協会の機能改善体操は機能解剖学に基づいたシンプルなプログラムです。
障害のある方や高齢者にも分かりやすく、回を重ねるごとに新しい気づきや姿勢・動きの改善が期待できます。
いつまでも元気で自分のことは自分でできる“自立度の高い生活”を過ごすためにも有効な内容になっています。

協会では、運動指導者の派遣や、

などの指導者育成も行っています。ご関心のある方はぜひお気軽にお問い合わせください。

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👉 高齢者体操や機能改善運動の導入をお考えの方は、ぜひご相談ください。

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