活動レポート

第1期シニアエクササイズ指導者養成講習会 2014年5月~2015年3月

2014年5月から2015年3月まで、

『シニアエクササイズ指導者養成コース』が開催されました。

このコースは、これから益々重要になる高齢者の介護予防や介護施設での運動指導に欠かせないスキルを1年間かけてじっくり習得する、当協会初の試みでした。

記念すべき第一期の受講生は8名。遠くは高知県からご参加の方も。フィットネスクラブの指導者、介護施設の運動指導者、プライベートスタジオを経営されている方、お花の先生とその生徒さんなど‥

運動指導経験がある方も無い方も…。様々な活動フィールドをお持ちの皆さん。

 毎月2回土曜日の晩に集まり、理論では高齢者の身体の事やエクササイズの理論を熱心に受講。実技では慣れない動きに格闘し、相手にわかりやすく伝える事に試行錯誤しながら、皆さんの個性豊かな指導スタイルが回を追うごとに出来上がっていきます。

 お互いに指導をし合って、フィードバックしながら、皆様それぞれの経験やスキルも共有して、どんどん指導の引き出しが増えていきます!タオル、ボール、ペットボトル、バンド、スティック…様々なツールのエクササイズバリエーションを楽しく体感しながら習得されました。

 楽しさと効果を両立させ、高齢者の心と身体に寄り添い、ロコモティブシンドロームや認知症予防のためのエクササイズを指導するスキルは、今後運動指導者にとって欠かせないものです。

 1年間かけて習得されたスキルを、これからは皆様を必要とされている周りのシニアの方の為に、お伝えしていただきたいと思います。ありがとうございました。

レポート:石井 誠

参加アンケート

・今回の講習会で一番習得できたこと

・自分が楽しくないと伝わらない!
・高齢者の身体のしくみや変化(衰えていくところなど)、社会環境など身の回りの現状、伝え方、言葉の使い方など今の自分を見直すきっかけになりました。
・短い言葉でわかりやすく説明すること。
・日常の動きが色々なところの協調・コンディションで成り立っていること。一つの動きが色々なところで働いている(支え・動き)事を意識できるようになった。

・講習会全体を通しての感想

・色々な先生方の講義・実技がありアプローチの仕方、ツールの使用で広い指導方法を感じました。講習後、すぐにペアやグループでの実践に移ることはとてもいいと思いました。
・毎回楽しく笑いながら学べました。この笑顔でお伝えすることが大切という事が一番実感できました。こんな楽しい学びは今までなかったです。
・最初は、場違いなところに入ってしまったと思ったのですが、先生方の指導力と一緒に学んだ仲間達のおかげで楽しかったです。
・シニアについて私の中で抵抗がありましたが、シニア=高齢者ではなく、今の現場にリンクしてくる内容ばかりで学び⇒アウトプット…の繰り返しで自分の中で沢山吸収しながら学べました。一緒に受けた仲間に悩みや思うことを相談し、アドバイス頂けた事も良かったです。 

   

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