いきのび協会ブログ

熱中症対策に運動が効果的!夏に運動不足だと危険な理由とは

みんなさんこんにちは!

東京支部で活動しています菅野博美です。

間もなく本格的な夏がやってきますね☀️

皆さんは夏好きですか?私は夏大好き&暑いのも得意な方です😁

でも、さすがに最近の暑さは尋常じゃない

私は大丈夫と油断は禁物です!

数年前のことですが私自身もこれが熱中症?と思う症状が出てしまいました。

その日は午前中と夜のアクアビクスのレッスンでした。

水分は十分に摂っていて問題なく過ごしていました。

仕事を終えて帰宅後に夕飯を食べ終わったら急にグルグルと天井がまわり、あれ?体に力が入らない?となってしまいました。

少し休んだら症状は治ったので問題はなかったのですが、思い返してみたら水分は摂っていましたが水しか飲まず日中を過ごしていました。

レッスンでかなり汗をかいているのに水しか飲んでいなかったので塩分が足りていなかったのだと思います。

もう少し症状が重かったら…と思うと怖いですよね。

それ以来、特に夏場は水分補給に適度に塩分を含んでいる物を摂るようにしています。

熱中症を甘くみては危険です!

毎日のようにニュースで「熱中症に気をつけましょう」と流れて、

気象庁からは「熱中症警戒アラート」が出るようになりました。

2022年の夏の平均気温は2番目の高さだったようです

気象庁のホームページのデータが以下画像です

(引用:熱中症ゼロへ-日本気象協会  https://www.netsuzero.jp/ )

今年の夏はどうなる?(先日のニュースで8月は猛暑の予想と言っていました💦💦💦)

◉2022年の5月から9月の全国の熱中症による救急搬送者数は

71,029 (2021年より23,152人増)

その内、高齢者(満65歳以上)が最も多く38,725人(54.5%)

成人(18歳〜65歳未満)が24,100人(33.9%)

こんなに多くの方が搬送されているとあらためてビックリ

中には残念ながら熱中症で亡くなられる方も

65歳以上の高齢者の方が半数以上ということは、やはり低体力の方が熱中症にかかりやすいと思います。

正しい知識を身につけて、今からできることを実践して熱中症にかからないようにしたいですね。

熱中症はどうして起きる?その原因は?

熱中症は、高温多湿な環境に私たちの身体が適応できないことで生じるさまざまな症状の総称です。

いつでもどこでもだれでも条件次第で熱中症にかかる危険性があります。

ここ最近の記録的な夏の暑さでは熱中症にかかる可能性は高まりますね。

暑い日が続くと徐々に体は暑さに慣れてきますこれを「暑熱順化」と言います。

暑熱順化がすすむと発汗量や皮膚血流が増加し、発汗による黄加熱や体の表面から熱を逃す熱放散がしやすくなり、熱中症になりにくくなります。

           (熱中症になりやすい状態)                      (熱中症になりにくい状態)

暑さに対応できる体づくりが大切ですね

熱中症の症状は?

・目眩や顔のほてり・体のだるさや吐き気・汗のかき方がおかしい
・体温が高い・けいれんなどがあります

万が一の時の応急処置

・涼しい場所へ移動しましょう
・クーラーが効いた室内や車内
・屋外なら風通りの良い日陰

・衣服を脱がし、体を冷やして体温を下げましょう       
・氷枕や保冷剤で首筋やわき、足の付け根などを冷やす   
・皮膚に水をかけて、うちわなどであおぐなど
・塩分や水分を補給しましょう
・嘔吐の症状があるもしくは意識がない場合は、誤って水分が気動に入る可能性があるので無理矢理飲ませることはやめましょう

熱中症のことがとても分かりやすく、いろいろな情報が載っているサイトです

https://www.netsuzero.jp/ 

熱中症は正しい予防法を知り、普段から気をつけることで防ぐことができます。

「こまめに水分をとりましょう」

「塩分をほどよくとりましょう」

「睡眠環境を快適に保ちましょう」

「丈夫な体を作りましょう」

日常的に適度な運動をおこない、適切な食事、十分な睡眠をとるようにしましょう

更に搬送された方の半数近くが65歳以上の高齢者の方ということからも高齢者の方や

体力の低下が熱中症のリスクが高くなることが考えられます

運動が熱中症予防に大いに役立つのです!運動がなぜ効果的なのか?

  1. 1.体内の熱調節能力がアップする!

適度な運動をすると、体内の熱調節能力を高める助けとなります。
定期的な運動によって体温調整機能が強化されて暑さに対する耐性が向上します。
日頃から運動を続けることで、熱中症のリスクを軽減することができます。

2.心肺機能の向上で負荷に対応できる!

適切な運動によって心肺機能や体力が向上することで、体の負荷(暑さ)に対して適切に対応できるようになります。

3.汗をかくことで体温を下げることができます! 

運動すると汗をかくことがありますよね。この汗は体温を下げる役割を果たしてくれます。汗が蒸発することで体が冷やされるので、熱中症の予防につながります。

暑熱順化のためにも日頃から適度な運動をして汗をかきましょう!

熱中症対策としてどんな運動が良いのか?

夏の高温多湿な環境下での運動はちょっと危険です。だからこそ、早朝や夕方の涼しい時間帯に軽い運動や散歩をするのがおすすめです。

それに、水泳や水中運動も涼しくて効果的ですよ!自分に合った運動を選んで、涼しく楽しく体を動かしましょう!

  1. 1.ウォーキングやジョギング

ウォーキングやジョギングは、適度な有酸素運動として体温調整機能を高めるのに最適です。

心肺機能を向上させながら体内の血液循環を促進し、体温を適切に調節する効果があります。

早朝や夕方の涼しい時間帯に散歩をするのがおすすめです! 

心地よく歩けるいつまでも自分の足で歩けることを目指して膝股関節をととのえる

「3軽エクササイズ®︎膝軽編」がおススメです

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7月23日()オンラインで開催です!

https://www.ikinobi.org/

散歩途中に公園でストレッチ〜「歩きやすくなりますよ」

  • 2.水中運動

水中での運動は、体温上昇を抑えながら心肺機能を高めることができます。

水の冷却効果により体が冷やされるため、熱中症のリスクを軽減することができます。

水泳や水中エクササイズは、楽しみながら体を動かせる選択肢です。

水中運動の効果は前回の協会ブログで東田馨子さんが書いてくれています。

https://www.ikinobi.org/blog/20231/ 

  1. 3.エアロビクスやダンス

エアロビクスやダンスは、全身の筋力を鍛えるだけでなく、心肺機能の向上や体温調整機能の活性化にも役立ちます。リズミカルな動きや楽しい音楽に合わせて運動することで、ストレス解消や体温の調節が促進されます。

リズムキネシス®︎がおすすめです

リズムを作り出す、リズムに合わせる、人とつながる、脳も活性化

血液の流れやリンパの流れも意識したリズムストレッチはとても心地よいです。

8月~養成コースがスタートします。
こちらをご覧ください。
https://www.ikinobi.org/info/trainer/20146/

  1. 4.ヨガやストレッチ

ヨガやストレッチは、穏やかな運動でありながら、体温調整機能を高める効果があります。柔軟性や筋力を向上させながら、リラックス効果も期待できます。

特に、夏の暑い日には室内でゆっくりと行うことをおすすめします。

ヨガキネシス®︎はヨガのテイストを使って機能改善をすることを目的にしています

心地よく座る、立ち上がる、歩く、寝るなどの日常生活をいきいきと過ごすためのプログラムです。

公園のベンチでヨガキネシス®︎「チェア」をやってみました
朝の空気が気持ち良いです

適切な運動を選んで涼しく楽しく! 

自分に合った運動を選んで、涼しく楽しく体を動かしましょう!

運動は少しずつ始めましょう! 

無理な負荷や過度な運動は逆効果になる可能性がありますので、自分の体力や健康状態に合わせた運動を選びましょう。無理なく続けることが予防効果を高めるポイントです!

忘れずに水分補給を!

 運動するときには、こまめな水分補給も忘れずに!

水分は熱中症予防に欠かせません。継続的に水分を補給することで、

体内の水分バランスを保ちながら活動できるのです。

水やスポーツドリンクを持ち歩いて、飲む習慣をつけましょう

これらを実践して、暑い夏も元気に乗り切りましょう!

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